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人事におけるヒト・ファースト

荒木
荒木
Julia Araki

荒木 珠里亜

1994年、東京都生まれ。2017年国際基督教大学教養学部を卒業。在学中、キュービックにインターンとして入社。メディア企画やSNS運用、新規事業などを経て、採用チームの立ち上げに参画。内定者時代からインターン・新卒採用に責任者として関わる。新卒として同社に入社し、インターン・新卒・中途採用やコーポレートサイト・採用サイトの企画、研修講師、広報、事業企画など幅広い業務に携わっている。

会社はキュービックだけじゃない、双方が幸せになれる選択肢を。

普段のお仕事、特に面接において大切にしていることはありますか?

荒木

荒木

“面接”というのは社員も学生も対等な場であると考えています。だから、私は来てくれた学生にとっても、この1時間が有意義なものになるよう、相手の意思を尊重したいと考えています。中には「どういう会社に入ったらいいのか自分でもわからない」とキャリアに関する相談をしてくれる学生さんもいます。そんなときは「そもそも何を大事にしてるのか?」「就活において譲れない条件はなに?」などと問いかけます。

面接がまるまる1時間、就活相談で終わることもあります。私はそれでも良いと思っています。自分のことって、案外自分ひとりでは気づけないこともたくさんありますよね。それを一緒に考え抜く時間をつくりたい、そう考えています。その結果、たとえ“キュービックに入らない”という道を選んでも良いのです。そもそも私たちは会社に合わせた受け答えをしてほしいとは思っていません。あなたならではの個性、持ち味をしっかりと理解してもらい、その上で「この会社なら自分の強みを生かせそうだ!」と思って入社してもらえた方が、学生の皆さんにとっても、私たち会社にとっても幸せじゃないでしょうか。

私たちの望みはただ一つ、──ありのままの姿を見せて欲しい──それだけです。

荒木

何度も相談に乗った。面接にかけた時間は10時間。

具体的なエピソードを教えてください。

荒木

荒木

数年前の新卒の採用面接の時です。就職活動真っ只中、度重なる面接で自分が見えなくなっている子がいました。どんな質問を投げかけても、会社の理念に合わせて事前に考えてきたかのような答えが返ってくる。私は何とかしてその子の仮面を剥がしてあげたいと思いました。取り繕った姿はどこの会社の面接でも見透かされてしまうものですから……。

私だけではなく何人もの社員が、その子と一対一で面談をしました。1回あたり1時間、回数としては10回ほどでしょうか。もちろん、ただ話を聞き一緒に考えるだけではなく、人事としての知見を活かし、真っすぐに感じたことをフィードバックすることもありました。それは時に厳しい言葉にもなりますが、本気で相手のことを想って伝えたメッセージはしっかりと届くものです。

その子は結局、キュービックではない道を選びました。ただ今でもその子とは定期的に連絡を取り合っていて、入社した会社でも営業として頑張っているそうです。

荒木

荒木

実際にその子だけでなく、フィードバックを受けて再チャレンジしてくれる学生がいたり、キャリアについて再考するキッカケになったと言ってくれたり、他社で内定をもらって決めかねていたところを意思決定する後押しをしたりもしています。

どうしても人事には採用目標の数字があって、面接回数も決められがちなので、自分の会社に入ってくれる可能性が低い子は早めに採用フローから外すケースがほとんどです。決してそれが悪いことだとは思いません。

でもキュービックは、「候補者と真っすぐに向き合いたい」という、私の思う人事のあるべき姿を体現させてくれます。そんな風土の魅力を日々実感できているので、自信をもって候補者の学生さんたちと向き合えています。私と話したことが、少しでも相手の人生がより良いものになるキッカケになったとしたら、こんなに幸せなことはないと思っています。私と共有してくれた時間がそんな機会になるように、徹底的に学生と向き合う姿勢をなにより大事にしていきたいと思っています。

荒木

「僕は君とこれからも一緒に働きたい」それはまるでプロポーズのようだった。

徹底的に候補者の学生と向き合える、荒木さんの力の源は何でしょうか?

荒木

荒木

そもそも私がキュービックに入社を決めたのは、私自身が上司に、本気で向き合ってもらったからでした。大学3年生の終わり、就職活動の合間にいつものようにインターンとしてキュービックに出社し、上司とランチにいきました。ただ一つ、いつもと違ったことは、直属の上司が真剣な表情で語り始めたことでした。

私と初めて会った時のことや、一緒に立ち向かい乗り越えた壁、今どういう想いで一緒に仕事をしているか……。いつも以上に真剣な表情に吸い込まれていくかのように耳を傾けました。

荒木

荒木

そして、最後にこう言葉を放ったのです。

「絶対に珠里亜を一流のビジネスパーソンにしてみせる。後悔はさせない。だからこれからも一緒に働いてほしい。珠里亜がどんな選択をしても僕はその意思を尊重したいと思う。でも僕が考える珠里亜にとっての幸せはキュービックで働くことだと思う。」

荒木

荒木

まるでそれはプロポーズのように私には聞こえました。こんなに素直に自分の想いを吐露してくれる人に、私はこれからの人生で巡り会えるだろうか……そう思った途端、私の目からは大粒の涙が溢れていました。

そんな熱烈なオファーの言葉を受け、「一度考えさせてほしい」と一週間ほど時間を貰いました。すると、考えれば考えるほど、私が入る会社がキュービックでなければいけない理由がどんどん出てきたんです。

荒木

荒木

愛をもって一人ひとりに向き合うことで、誰もが輝ける環境をつくり出しているカルチャー。個性を尊重し、広い心で受容する姿勢。そして、今後さらにその仕組みを広げていこうという、組織としての真っ直ぐな意志──そのすべてが私の実現したい世界に非常に近いものであることに気付けたのです。

だからこそ、今の私は日々素直な気持ちで学生と徹底的に向き合い、一人ひとりの良さを引き出せるよう奮闘しています。

荒木
荒木
荒木
Julia Araki

荒木 珠里亜

1994年、東京都生まれ。2017年国際基督教大学教養学部を卒業。在学中、キュービックにインターンとして入社。メディア企画やSNS運用、新規事業などを経て、採用チームの立ち上げに参画。内定者時代からインターン・新卒採用に責任者として関わる。新卒として同社に入社し、インターン・新卒・中途採用やコーポレートサイト・採用サイトの企画、研修講師、広報、事業企画など幅広い業務に携わっている。
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